親子で Snap! やってみた!
この記事は SAP Advent Calendar 2021 の12月12日分の記事として執筆しています。
みなさん、 Snap! ってご存知でしょうか?
SM〇Pではないですよ!
Snap!はビジュアルプログラミングのツールです。
昨年から小学校でプログラミングが必修化されたことと
今日(12/12)親子でSnap!を体験するイベントがあり、参加してきましたので記事にしてみたいと思います。
Snap!について
まずは " Snap! " について簡単に紹介します。
Snap! (スナップ)はカリフォルニア大学バークレー校から無料で提供されているビジュアルプログラミングツールです。
このツールはSAPの開発者 Jens Mönig が開発したものとなります。
SAPは色々な製品を出してますがまさかビジュアルプログラミングまで扱っているとは思いませんでした。
残念ながらタブレットはサポートされていませんが、PCとブラウザーだけあれば使えます。
言語も45種類をサポートしていて、日本語は「漢字を含むもの」と「ひらがなだけ」を選ぶことができました。
うちの子は小学1年生でまだあまり漢字が読めないので、うれしい機能です。
ちなみに openSAP には2つもコースが公開されています。
いろいろな面白機能を紹介してたり、インストラクター向けのコースもあり楽しかったです!
Whats Newはマスコットキャラクターが説明してくれました。
Snap!の始め方
Snap!の始め方はとても簡単でした。 Snap!のサイトにアクセスして、" Run Snap! Now "をクリックします。
そうするともうプログラミング画面になります。
最初は英語で表示されるので日本語(ひらがな)に変更します。
プログラミング画面で日本語にするとこんな感じに変わります。
筆マークをクリックすると絵を描くキャンバスが開きます。
こんな感じで絵を描けます。
また、図を回転させる際の中心点を設定することもできます。
動きや見た目、制御については、左上のカテゴリから種類を選び、
ボックスをドラッグアンドドロップすることで使うことができます。
今回作ったものは、旗のマークをクリックすると花が咲くものです。
保存については、クラウド(Snap!)上に保存することも
自分のPCに保存することもできます。
親子でやってみた
体験会では教えてくれる方1名に対して親子2組で、それぞれ絵を描いて動かしてみました。
子供にとってはマウス操作が難しそうでしたが、「15どまわす」など見た目で分かりやすいボックスを組み合わせていくので直感的にできてました。ただ、繰り返し処理のところはまだ難しかったかな・・・
うちの子が描いた花びらはこんな感じでした。
ペンタブなんかがあると子供でも書きやすかったかもしれません。
こんな感じのスクリプトで右側の絵が描けました。
そして最終的にはこんな感じに・・・
カラフルな花を50個描くのですが、どんどんキャンバスが埋まっていくので子供は爆笑してました。笑
やってみた感想
まだ合計数時間しかいじってないですが、触ってみた感想です。
最初にSnap!のサイトで最初に思ったことは、日本語対応していないのか??でした。
サイト自体は日本語を表示できないようですがプログラミング画面では日本語を表示できました。
※所々、英語表記のままの箇所もありますが。小学1年生でも少し教えたらすぐに理解できる作りで、色々実験したがってました。
子供の想像力・創造力を培うのに良いと思いました。マウス操作が難しいのでタブレットでもできるようになれば良いですね。
予想以上に凝ったものが作れます。Snap!のトップページには一般の方が作った作品が並んでいますが、こんなの作れるのか!?と思うようなものばかりでした。
おわりに
今回は(も?)技術系ではなく、ビジュアルプログラミングについて書いてみました。
Snap!はゲームや順番を決めるアプリのようなものも作れるようなので、またいろいろ実験してみたいです。
SAPのコミュニティメンバーでお子さんがいらっしゃる方も多いと思うので、SAPコミュニティで体験会をやってみても面白そうだなと思いました。(もちろんお子さんじゃなくても)