SAP社のノーコードハッカソン(Internal版)に参加してみた
この記事は、chillSAP 夏の自由研究2022 の記事として投稿しています。
はじめに
今年の夏の自由研究は何について書こうか迷ったのですが、
昨年は「ノーコード・ローコードとSAP」というテーマで書いていたのを思い出し、
今回もノーコード関連でいきたいと思います。
昨年のこちらのブログを書いていた時はSAPのパートナー会社に所属していたのですが2021年10月に転職して現在はSAP社に所属しています。
たまたま今年の3月にSAPの社員向けにノーコードハッカソンがあり、これはと思い参加してみましたのでそのことについて書いていきます。
ノーコード・ローコードの概要やSAP社が提供するツールは以下のブログで紹介していますのでご覧いただければと思います。
akisai14.hatenablog.com
目次
- はじめに
- 目次
- SAP社のノーコードハッカソン(Internal版)について
- 参加した理由・モチベーション
- 作ったアプリについて
- ハッカソンの結果は!?
- パートナー向けノーコードハッカソンの開催
- さいごに
SAP社のノーコードハッカソン(Internal版)について
2022年2~3月にSAPの社員向けイベントとしてノーコードハッカソンがありました。
イベントの詳細は社内イベントなので割愛しますが、
ノーコードソリューション「SAP AppGyver」を用いてオリジナルのアプリを開発に挑戦してみようというものでした。
参加者はSAP AppGyverの開発者ではなく、営業の方や私のようにERPなどの技術者側でノーコードツールは初見の方が多かったように思います。
参加した理由・モチベーション
ハッカソンに参加した理由は、
- ノーコードアプリ作りは楽しそう!
- 動くアプリを作ってみたい!
- SAP HANA Cloud や CAP を使ってみたい!
というのが表向きで、参加賞・優秀賞のSAPグッズ欲しさに参加しました。
(SAPに入りたてなので)
また、前職の頃に社内の勉強会のような取り組みでノーコードに関して調べたこともあり、懐かしかったのもあります。
作ったアプリについて
ハッカソンのテーマはほぼ自由とのことでした。
ちょうど同じ時期に SAP Inside Track Tokyo 2022 が開催されていて、私も運営側(トラックオーナー)として参加していたので、宣伝兼ねてイベントガイドのアプリに決めました。
1つのアプリからイベントスケジュールやセッション情報、Twitterなど色々なコンテンツにアクセスできると良いなと思い、 アプリにはイベント参加者側目線であったらいいなを詰め込んでみました!
アプリ概要
アプリdemo
www.youtube.com ※音声、テロップなしですみません💦
アーキテクチャ図
各機能の作り方についてはこちらのブログで紹介しています(宣伝)
SAP AppGyverで作る SIT イベントガイドアプリ
1.全体概要・準備・SAP AppGyverでのアプリ作成(画面遷移・データ参照)
2.SAP AppGyverでのアプリ作成(データ登録)
3.チャットボット機能の導入(今後公開予定)
チャットボット機能はSAP Conversational AIを使用していますが、
こちらのソリューションは SAP Inside Track 2021 で私が概要編の説明をさせていただきました。
この時点ではSAP社に入るなんて全く考えてもいなかったのでなんだか不思議な感覚です。
その時の資料(Slideshare) :
sitTokyo 2021 SAPのチャットボット SAP Conversational AI を使ってみよう!
参加者ブログ:
SIT Tokyo 2021 Day 3 INT Track – from the back yard view | SAP Blogs
ハッカソンの結果は!?
ハッカソンの選考は2部門あり、「アイディア部門」と「技術部門」に分かれていました。
私は色々な機能を詰め込んでみたので技術部門でエントリー。
一次審査(予選)は書類選考、本選はプレゼンして投票で結果が決まるとのことでした。
一次審査の書類選考ではアプリのプレゼン資料を作成して提出しました。
⇒無事パスしました!
この時点では実は1/3くらいハリボテだったので、本選に向けて夜な夜な作っていました。
本選ではアプリの説明とライブデモをやりました。
私がトリでプレゼンだったのですが、1人目のプレゼンが始まる前にチャットボット機能がうまく動かいない問題が発生してかなり焦っていました・・・
スマホアプリの再インストール等でなんとか動くようになり、なんとかプレゼンでデモすることができました!
その結果、技術部門でWinnerを獲得できました!
参加者みなさんの出来が良かったので予想していませんでしたが、本当に嬉しかったです。
SAPロゴ入りテディベアももらい、家に飾っています。
パートナー向けノーコードハッカソンの開催
社員向けのハッカソン後、パートナーさん向けのノーコードハッカソンも開催されました。 参加者に知っているお名前もちらほらいらっしゃり、始まる前はワクワク、終わってからはスゲー!と思っていました。
パートナーさん向けのノーコードハッカソンについてはこちらにも記事がありますのでご覧ください。
さいごに
私はWebアプリやスマホアプリの作成経験がありませんが、簡単にアプリ作成ができますのでオススメです。
SAPソリューションとの連携強化がなされてきていますのでまた色々お試ししてみたいです。